発達障害児の認知度も高くなり、小学校でも「特別支援学級」などで勉強のサポートをしてくれるようになってきました。
我が家の長男ですが、小学校に入学した時は普通学級に通っていましたが、教室を飛び出したり、授業中にパニックになり自傷行為をするようになったため、1年生の秋頃から「特別支援学級」に通っています。
新一年生になるお子様がいらっしゃる方や、知り合いなどに特別支援学級に通っている子がいない場合は、実体がよく分からずに悩まれることもあるかと思います。
結論から書きますと、
私自身も親として、「グレーゾーンの子供(手帳がもらえなかった)だから大変なんだろうか…」と、不安を感じていましたが、現状のサポート(特別支援学級)で十分に手厚いサポートを受けさせていただいていると感じています。
障害者手帳(療育手帳)がなくても通える?
発達障害のお子さんに多いパターンとして、「発達障害」とは診断されているものの、障害者手帳(療育手帳)の取得まで至らないケースもあると思います。
うちの長男も児童相談所へ行き、IQテストも行いましたが、結果は手帳の交付には至りませんでした。
ですが、自治体や学校によっても特別支援学級の対応は異なります。
通われる先生方に「どのようなサポートがあるのか」ということを確認したうえで、お子様に合っている環境かどうか判断してくださいね!
<北九州市の特別支援学級設置校一覧>
それでは、特別支援学級に通う我が家の長男の学校の流れをご紹介します♪
長男の特別支援学級について具体的にご紹介
今やほとんどの学校が特別支援学級を設置されて対応しています。
長男の学校の場合、特別支援学級の教室で授業を受けるのは、
上記の2教科のみです。
そのほかの時間は通常学級で過ごしますので、簡単に言うと、2つのクラスに通っている状態となっています。
そして「国語・算数」だけでなく、通常クラスで他の教科を受けるのに心配な場合も、支援学級の先生が見回りながら通常学級でもサポートしていただけるので、とても安心しています。
長男が低学年の時は、ほとんどの時間をサポートしていただきました…(;^ω^)
小学校6年生となった現在は、通常学級でも問題なく授業を受けられるようになりましたので、2教科のみ特別支援学級でしっかりと教えてもらっています!
それぞれのクラスに担任の先生がいるので、毎年長男を担当してくれる先生は2人ということになりますね(*´ω`)
登校後の1日の流れ
2教科のみ特別支援学級へ行くので、通常学級のクラスの子と一緒に給食を食べたり、休み時間も過ごせています。
6先生になるまで「あいつ…支援学級やろ?」と、いうようなイジメにはあったことがないそうです。(長男談)
そういった話を聞くと、親目線でも安心しますよね♪
長男が通う学校では、生徒100人の内3、4人くらいの割合で特別支援学級へ通う生徒がいるので、そこまで珍しくないのかもしれません。
発達障害児のサポートは増えている
studiographicさんによる写真ACからの写真
長男が入学した5年前は、1クラスだけだった特別支援学級も現在2クラスに増えました。
発達障害の認知度が高まったことで、サポートが増えることは親としてもありがたいことです。
今回は詳しく書きませんでしたが、「放課後デイ」なども障害者手帳の必要はありません。
放課後デイなど通所サービスを利用したい時は、別途「市町村」から発行される「受給者証」が必要となります。
希望される方は、お住まいの市町村に相談されてみてくださいね!