うつ病の人とのコミュニケーション 経験談も含めてご紹介

家族のサポート

はじめに、この記事は「うつ病」について深い知識がある専門家が書いた記事ではありません。

今の時代ネット上で「うつ病」の方に対して「こういった対応をすれば良い」や、「こんな言葉をかけてはダメ」等、多数の情報が得られる時代かと思います。

これらの情報はすべてお医者様が書いた情報とは限りませんし、専門家が書いたからといって、「その人」に合った対応方法なのかは断言できません。

そんなネットに転がる情報を鵜呑みにして対応しまい、状況が悪化したとしても誰も責任は取れないですよね。

じゃあ、「本人にあった対応方法」はどうしたらいいの?って話

結論としては、マニュアル通りに対応しても何の得もないので、相手を全部ひっくるめて受け入れてあげればこちらの気持ちが伝わるものです。

簡単に言ってますが、基本的にこの考え方が出来る人は「うつ病」の人に対してだけでなく、一般的な対人関係もうまくいきます。

 

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マニュアルどおりじゃダメ

鬱

このブログ自己紹介の際に、家族に「うつ病」「統合失調症」「処方薬依存」がいますとお伝えした通り、moimoiには現在も心の病を抱える家族がいます。

また、私自身も一時「うつ病」と診断された経験があります。

「うつ病」というのは、一般的に何もやる気がなくなったり、自傷行為があったり、命を絶ちたいと考える事…とイメージする人が多いのではないでしょうか?

この認識、間違いはありませんが症状は人それぞれで症状は人によります。

同じ人でも時期によっては症状や状況がガラっと変わってしまう事があるので、「頑張れと言ってはダメ!」というような、単純にマニュアルに沿った同じ対応方法をしても何の解決にもなりません。

 

せっかくやる気が出てきたのに気持ちを削ぐことになるかも

悩む人

例えば、落ち込みが激しく命を絶ちたいと考えているうつ病の方に「頑張れと言ってはダメ」なのは分かります。

でも時期により少し何かに興味が出てきたり、やる気が出てきた人には、「頑張ってね!失敗しても大丈夫よ!」とポジティブな声かけをする事で改善につながる事もあるという事です。

これは経験談ですが…

一人暮らしの叔母がうつ病と診断されており、倦怠感から食事を摂る事もしない日々が続きました。

本人は「食べようと努力しているけど気力もないし動けない…。何でこんなに出来ないんだろう…。」と自己否定している状況です。あなたならどうしますか?

  1. 「ごはんは食べなきゃ!」と注意する
  2. 3食しっかり食べれるように、お弁当などを手配する
  3. 自分で出来るようにサポートする

これ、全部してみました。

ただし、注意点があって、1については「なぜ食べないといけないのか」をきちんと説明したうえで、出来ない事を否定しないという事です。

私の場合だと、こんな感じで話をしました。

「ごはんを食べないと、胃が小さくなってもっと食べられなくなるよ。」

「栄養取れないと足腰が弱くなって歩けなくなるし、悪循環だよ。」

「まだまだ元気でいて欲しいし、一緒に旅行だって行きたいから、ちょっとずつ食べよう?」(叔母は旅行好きです 笑)

そして、自分がサポートできない時は宅配弁当を手配して、次に行った時は「出来ている事」について感謝の気持ちを素直に伝えます。

「キツイのに台所に持って行ってくれたの?大丈夫だった?ありがとう!」

「昨日はここまでしか食べられなかったのに、こんなに食べてくれたんだ!すごい!」

それから徐々に出来る事を増やしていくサポートをしました。

本人にやる気が少しでもあり、状況をどうにかしたいと思っているのであれば、本当に少しずつでも出来る事が増えてきます。

次に出来たら良いと思う事を一緒に考えて、近い目標を決めてしまうのも良いかもしれません。例えば、「1日に1回は外に出てみる」とかですね。

そして、遠い目標(本人が好きな事)などを掲げて、「○○出来るようにちょっとずつ頑張ろう!」と声かけする事で改善に向かいました。

 

その人を受け止める気持ちを持つ

「うつ病」を抱えている人にとっては、普通の人が簡単に出来る事でも、文字通り「死ぬ気で一生懸命」にならなければ出来ない事があります。

本人にとっては、普通の人がなんなくこなせるであろうことを、この上なくツラい思いをしながら頑張ってやっているんですね。

しかも病状によっては「幻聴・幻覚」が見えたり、耐えられない不安感に襲われる事もあります。

まずは、この事実を認める必要があります。

「そんな事ないよ!大丈夫だよ!」と安易に否定するような言葉をかけると、自分がおかしいと自己否定が始まります。

私は考えに柔軟性があると自分で思っているので、「本人が辛いなら、辛いのよ。」と考える人間です。

某マンガの戦闘力みたいに、数字でどのくらい頑張ったか、どのくらい辛いのかが分かるアイテムってないじゃないですか…(;^ω^)

どのくらい頑張っているかや、辛さなどは本人以外には分かりませんよね。

本人が言った事を疑わず、否定せず、「そんなに辛いなら無理しなくてもいい」と思います。

いつか私も同じ経験をするかもしれないし…。

誰しもがかかる可能性がある病気ですからね。

そして、本人にちょっと活力が湧いてきたら、全力で応援し、サポートします!

 

マニュアル対応ではなく、自分が肯定してあげる

「結果が出来てなくても、普通の人がなんなくこなせる事が出来ないくらいで気にしなくても良い。病気のあなたがそこまで頑張った事実がすごい事なんだよ。」

「病気」「うつ病」というワードを声かけに使ってはいけない、という人がいますが、そんな事はないと思います。

人によっては「私は今、病気だからこんなに考え込んでしまう」と自分自身を別の目線でしっかりと認識をする事で、前向きな考え方が出来るようになります。

また、「病気のせい」に出来るので、自己否定しなくても良くなり気持ちが安定する事もあります。

ただし注意点として「うつ病は甘えではない」事や、「誰でもうつ病になる可能性がある」という事、「辛い思いをしながら頑張っているあなたを尊敬する」というような、病気や本人に対しての気持ちをしっかりと伝えておきましょうね。

どんな状況であれ、

・人格否定をしない
・相手の立場に立って考える
・相手の全てを受容する姿勢を見せる

この3点は非常に大事かと思います。

冒頭でも伝えましたが、この3点を自然と行動に移せる人であれば、うつ病の人に対してだけでなく、対人関係もうまく行くと思いますよ♪

結論として、マニュアル通りに対応しても何の得もない。相手を全部ひっくるめて受け入れてあげれば、こちらの気持ちが伝わります。

相手を変えよう!としない事。

自分の考え方を変えて接すると、自然と相手が変わってくるものです。

そして…以下の書籍は実際に私がうつ病と診断された時に読んだ本ですが、活字が読めない体調の時もマンガであれば読みやすいと思います。

他の方がうつ病から抜け出す事が出来たエピソードについて知っておくと、サポートする側になっても大変参考になりますよ!