【処方薬依存症】これまでの母の経緯とサポートしてきた経験談

うつ・依存症

moimoiの実母は「処方薬依存症」です。

処方薬依存症について簡単に説明すると、アルコール依存症と似ていると言えば分かりやすいかと思います。

具体的には以下の特徴があります。

・鎮痛剤や睡眠導入剤など処方薬を乱用してしまう

・効果が切れてきたと感じると不安を覚える

上記がおおまかな症状となります。

はじめは処方どおりに飲んでいたはずの薬が、だんだんと量が増えてきて、薬を飲まなければ不安を覚えてしまうようになり、病院のはしごを始めるケースが多いようです。

 

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これまでの母の経緯

母の場合ですが、最初は夜出勤の仕事をはじめた事から昼夜逆転してしまい、医師から処方された「睡眠導入剤」を飲み始めました。

当時、母は30代だったと思います。

今現在は還暦も過ぎましたが…(;^ω^)

そんな母が処方薬を飲み始めてから、徐々に夫婦関係が悪くなっていく様子は、子供の目から見ても明らかでした。

人間はストレス感じると、考え込んでしまい眠れなくなることもありますよね。

自身が「辛い」と感じる状況の中、いつの間にか「薬を飲むことでスッキリ眠れる」から「ストレスがたまったら薬を飲んだら良い」という感覚にすり替わってきてしまったのだと思います。

完全に依存してしまうまで、そんなに時間はかかりませんでしたね。

1年~3年くらいでしょうか。

・食事も作らない
・自傷行為をする
・日中も酩酊めいてい状態(常に呂律が回らない・視線が落ち着かない・ボヤ騒ぎを起こす等々)

子どもながらに「うちのお母さんはおかしい」としっかりと認識できるレベルです(*_*;

当時小学生だった私も母のために、危険と思える物はすべて没収して枕の下に隠して寝たこともあります。

ですが…結局は子供に何が出来るわけでもなく、父と離婚となり、母は一人で出ていく事になってしまいました。

勝手に作った多額の借金を置き土産にして、子どもを捨て、交際相手の男性と逃げた当時の母のことを、今でも「いい根性してんな」と思います(笑)(;^ω^)


私はその後も「母と会うな」と言う父の反対を押し切り、母と会い続けました。

父からすると離婚をすれば他人ですが、私は血がつながった親子です。

「会わない」という選択肢もありませんでしたし、不器用な生き方しか出来ず、自立出来ない母を何とかしないと…という思いでいっぱいでした。

それが理由で父と大げんか。

16歳で一人暮らしとなり、家庭環境から高校にも行けず、働いていたので…、

母からはしょっちゅうお金の要求をされました(*_*;

酩酊めいていしている状況の時は、見守りするために一緒にいる事も多々あり、勝手に財布からお金を取られたりもありましたね…。(今では笑い話です)

とにかく何をするやら分からない状況なので、頻繁に様子を伺い、酩酊めいてい状態を発見しては、いつもいつも母に対して怒鳴って怒っていました。

そのたびに言うんですよね…。

「もう飲まない!本当にごめんなさい。今度は頑張るから」

そして数日後、また同じような状態で発見され、母も私に怒られまいとウソにウソを重ねてくる…。

こうなってくるとサポートする側も折れそうになります。

裏切られた絶望感や怒り、信頼もゼロですし、もうどうしたらいいのか分からなくなります。

そして、こういった状況ですが、実はごく最近まで続いていました。(笑)

ここ1年くらいは薬を飲まずにまともになったかなぁ…と思えるようになってきたくらいですね。

何年たっても私が心折れずにサポート出来ているのは、

母が甘えというよりも、「依存症」だからこういった行動をしている

と、考えるようになったからなんです。


※母にはこれまで散々な目に遭わされましたが、私に子供が産まれてからは、仲の良い友達のような関係になりました。

孫の誕生をきっかけに、つきものが取れたかのように「孫を愛しすぎお婆ちゃん」と化した母は、率先して孫の面倒を見て、私の育児もかなりサポートしてくれました。

母がいてくれたから、子供たちが幼い頃に仕事に行けたという事実もあります。

「良い母親じゃなかったんだから、良いお婆ちゃんでいてよ」と言うと、「ハイ!分かりました!あんたにゃ逆らえません!」と返事をする母は、超自由人であり、天然で憎めないキャラですね。

子供たちも、ばあばが大好きです(*´ω`)

 

依存症は甘えではない事を認めてあげると心が楽になる

アルコール依存症と似ている点は他にもあり、完全に処方薬依存症となってしまうと、

・自分で量のセーブが出来ない

・時間を問わずに飲んでしまう

酩酊めいてい状態となり、言動に危険が伴う

このような状況となり、本人だけでなく、家族や周りの人にも影響が出てきてしまいます。

何より一番怖いことが、

・信頼関係が壊れてしまう

というところが大きいと感じます。

特に最後の酩酊めいてい状態については、サポートする側からすると、「そんな姿は見たくない」と思ってしまったり、私のようにトラウマを抱えてしまうこともあります。

また、嘘をつかれることによって「裏切られた」という気持ちが非常に辛く、心が折れてしまう事もあるかもしれません。

 

サポートする人は、ひとりで抱えないでほしい

家族や知人、大切な人が依存症となってしまった時に、何をしてあげてもうまくいかない事がほとんどです。

ですが、絶対に一人で悩まないでください。

引っ張ってでも病院に連れて行って、本人に適切な治療を受けさせることが大事です。

精神科には専門医やケースワーカーがいますので、本人だけでなく、サポートする人の相談も受けてもらえます。

母の場合は処方薬依存症ですが、病院で行っているアルコール依存の教室に参加させてもらえたり、一時入院をすることで、一旦依存しているものから距離を置き、自分を見つめなおす期間を設ける事ができました。

それでも一度の入院では治らないこともあります。

母も何度も入院しました。

それだけ「依存症」というものは強く、なかなか完治出来ない病気であることを理解していくと、分かってくることがあります。

きっかけは「甘え」であっても、依存症は心の病気であるという事です。

受容できない暴言を受けたり、心が傷ついてしまうこともあるかもしれませんが、酩酊めいてい状態の時は、本当の本人ではないと考えましょう!少しだけ気持ちが楽になりますよ♪

 

病院以外に相談できる窓口

まずは最寄りの病院に受診することからはじめたい所ですが、本人の拒否などからそのスタートすら出来ないケースもあると思います。

そんな時は、本人からでも、サポートする人からでも構いません。

以下のような団体もありますので、まずは一人で悩まずに相談してみましょう♪

<特定非営利活動法人アスク>

処方薬依存 | 特定非営利活動法人アスク
アルコール・薬物・その他の依存問題を予防し、回復を応援する社会を作るNPO法人「ASK」の情報発信サイト

<全国薬物依存症者家族会連合会>

薬家連(全国薬物依存症者家族連合会)
薬物乱用・依存は本人だけなく、家庭崩壊や最悪の場合に家族の死に繋がります。全国薬物依存症者家族連合会(略称:薬家連)では、薬物依存症者・中毒者を抱える家族たちの回復・支援の場として2004年4月1日に発足。ダルクとの連携を取りながら、活動しています。

<オンラインカウンセリングの記事>

書くカウンセリング【cotree】信頼できる専門家に相談しよう
カウンセリングと聞くと「敷居が高い」を感じませんか?もっと気軽な気持ちで良質なカウンセリングを受ける事が出来れば、気持ちの整理もうまくいきますよ♪「文字でカウンセリング」ができるサービスのご紹介です。

頑張りすぎない、強い期待をしない、罵倒されることがあったら適度に距離を置いてみたりしながら、そっと見守っていくことが大事です。

サポートする人の心が折れてしまわないように、

本人と一緒に少しずつ、一歩ずつ、乗り越えましょう!