仕事でもプライベートでも、「結論を先に言う」という事が定着化してきましたよね。
こうしてブログという文章を書いている私も、「結論から書く」という事は意識していることの一つです。
この記事の結論を先に言いますと、
はじめに、結論を先に言う話し方が、
そして結論を最後に言う方法が、
と呼ばれています。
プレゼンでもプライベートでも、話し方の順序を考える時は「相手を説得させたい」という場面だと思います。
今や一般的に良いと言われている「アンチクライマックス法」(結論から先)ですが、
状況を考えずに利用すると相手を説得するどころか、最初の時点で興味がなくな話を聞いてくれないという弱点があるんです。
詳しく説明していきます!
結論と結論の間に「○○」をはさむと興味を持つ?
例えば仕事上のプレゼンやプライベートで、あなたの発表を相手が待ち望んでいる場合。
この場合は、すでに相手があなたの話を聞きたくてしょうがない状況なので、結論から先に言う「アンチクライマックス法」だけでほぼ説得が可能です。
状況によっては結論を最後に言う「クライマックス法」を使いストーリー仕立てで話をすると、感動を呼ぶこともあります。
ですが先ほど書いたように「アンチクライマックス法」には弱点があります。
そこまであなたの発言に興味を持っていない人は、自分の満足がいく「結論」が最初に出なかった時点で…
そうなると、その後どれだけ説明を続けたとしても無駄になります。
そこで、最初の結論と最後の結論の間に「○○をはさむ」ことが重要になってきます。
○○とは「問題」
「先に結論を話して、その結論に興味を失った人が話を聞くことをやめてしまう」
こういった状況をふせぐために、アンチクライマックス法で結論を話した後に、
「ただ、問題があるんです。」
と言ってみましょう!
思い出してみると、宣伝や広告の類などで「え?!」っと感じるような衝撃的な展開を見て、再度興味を持ち直した経験はありませんか?
私も良くあるのですが、人間は「良いところ」ばかりを伝えられると、「本当に出来るの?」「嘘くさい」という疑惑の念を持ちます。
例えば会社でのプレゼンであれば…
私は今回、○○について企画を考えてきました。
結論から先に申し上げますと、〇〇をしたいと考えております。
(いや、それはないわ)
(この話は聞かなくていいな…)
しかし、残念ながら○○をするためには大きな問題があります。
え?!問題があるの?出来ないの?
なんで企画を持ってきたの?
こんな感じで一度興味を失った人があなたの発言に対して、良くも悪くも再度興味を持ち始める可能性が高くなるのです!
相手から「ん?」と疑問を持ってもらえれば、話のリズムはあなたのものになりますよ♪
問題を解決するために〇〇した「努力」を伝える
もう一度相手の興味を持ってこれたら、
「○○という問題がありましたが、部署の皆さんのご協力もあり、○○の経費を削減し調整を得ることができました!」
と、自分と周りの人の努力を伝えましょう!
そうすることで良い意味で「(色々な人を巻き込んでいる)大事な話」と認識されるので、聞いたからには適当な返事はしづらく、検討する必要性を感じ始めるものです。
最初に結論、「問題」をはさむ・・・そして最後にも結論!
今までの流れをまとめると、最終的な話し方のゴールは以下となります。
↓
②「問題」をはさむ(同時に、努力を伝える)
↓
③冒頭で説明した「結論をもう一度話す」(まとめ)
現在、色々な書籍などで「話し方の順序」などを勉強することが出来ますよね。
私自身も書籍や職場などで勉強してきて、その後コーチングに入る業務もしてきましたが…、
何段階にも分かれていると、実際の場面で「えーっと…次は…」と悩んでしまう人も多いように感じます。
相手を説得したい時は、まず「自信」が必要になってきます。
話す順序に気がいってしまい、大事な場面で言いたいことが伝えられないという事を避けるために、今回は「3段階」だけに分けてご紹介してみました♪
プライベートでも応用できるので、何かの場面でお役に立てればと思います。